一般的なお祓いのイメージは、何か身の回りに起こるよくないでき事を払しょくする「悪霊退散」や「厄払い」がありますが、本来持っているお祓いの役割とは「神仏のご加護を受けやすくするための体質づくり」があります。どのようにしてお祓いが行われるのか、お祓いをすることによってどんなことが起こるようになるのかをお話します。

コラム

お祓いで神仏のご加護を受けやすくなる体質づくりで開運へ導かれる

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お祓いで幸運を招きやすくするために神仏とつながること

「最近、ついていない」「良くないことが立て続けに起こっている」という状況に陥った時、「一度、お祓いしてもらった方がいいかもしれない」と人から勧められることは、よくある話です。

有名なところでは、霊能者や占い師に「悪霊がついている」と見立てられてお祓いを勧められるという話もあります。

このように、お祓いというものには「自分に取りついた良くないものを取り去る」というイメージが一般的です。

しかし、具体的にはどのようにして行われるのか、何のために行われるのか、詳しいことはわからないという人も多いのも事実です。

そもそものお祓いの意味とは何を示しているのか

「祓う」という言葉は、人や物に取りついている「その運気を下げてしまう要素」を取り去ることが含まれています。

では、その要素とは一体何なのでしょうか。

呪わしい生命エネルギーの怨念というイメージが強いものですが、それ以外にも「自分自身が生み出してしまったもの」があります。

それは、人を憎む気持ちや、強い物欲、誰かや何かを傷つけてしまうことなど、いわゆるマイナス、ネガティブの思考や行動、言動が当てはまります。

幸せな満たされた気持ちだけで生きることは、人である以上なかなか困難なことです。

それゆえに、生きている以上少なからず生まれてくるマイナス、ネガティブなものが心にたまってくると、いわゆる被害妄想に陥ったり、人をねたんだり、ひがんだりする気持ちが強くなります。

そうしたものを「罪穢れ」と呼びます。

お祓いには、神仏と向き合うために、そうした罪穢れを拭い去り、清々しい心を取り戻すという意味があるのです。

神社仏閣でのお祓いはどのようにして行われるのか

日本神話では「アマテラスオオミカミの父であるイザナギノミコトが、亡き妻イザナミノミコトを追って黄泉の国へ行き、約束を破って起こった妻と悪霊たちから逃れて地上に戻ってきた後、海で全身を洗い清めて、穢れを拭い去る」というエピソードがあります。

これがお祓いの大元になっているとされています。

イザナギノミコトが海で全身を洗い清めた行為は「みそぎ」と呼ばれるもので、神社にある「手水舎」は、参拝者が手と口をすすぐことで「みそぎ」を行って神様にお参りをするためのものになります。

神社では、神主が参拝者にお祓いをするにあたり、自らも身体を洗い清め、清浄な装束に着替えます。

そして、イザナギノミコトのエピソードを用いた「祝詞(のりと)」を神様に捧げることで、参拝者の罪穢れを祓います。

仏閣では、祝詞の代わりに僧侶が「経」を挙げます。

宗派によりますが、罪穢れを祓い、魔に打ち勝つための儀式として、「護摩木(ごまき)」と呼ばれる小さな木を炎にくべて祈願します。

お祓いを受けることでどのような効果が生まれるのか

そもそものお祓いの最終目的には、参拝者の願いをかなえるというものがあります。

そのために、妨げとなっている罪穢れを取り除いて神仏のご加護を受けやすい体質を作ります。

厄払いそのものが最終目的であっても、罪穢れを祓った後に神仏に「この者がいらぬ災厄を受けぬよう、お守りください」という祈願のための祝詞や経を奉納する必要があります。

最終目的には「心願成就」や「家内安全」「安産祈願」「商売繁盛」「合格祈願」など、非常にたくさんのものがあります。

それぞれにあわせた祝詞や経を奉納することで、参拝者のお祓いが一通り終了することになります。

ここで気づく人も多いと思いますが、お祓いの最終目的は神社仏閣で授与される「お守り」と同じになるのです。

お守りは、時間やお金の都合上、お祓いを受けることができない参拝者が身に着けるものであり、いわゆる「プチお祓い」になります。

罪穢れを祓い、神仏の前で最終目的を祈願するということは、「心構えをただし、しっかりとした目的を持つ」ということになります。

大切なのは、「何のためにお祓いをしたいのか、お祓いをしてどうなりたいか」という自分の中での意識を持つことになるのです。

占いでお祓いを勧められる理由は、人を幸せに導く開運のため

あまりにも不運続きである場合、占いでお祓いを勧められることも珍しくありません。

恋愛や仕事など、競争相手が存在する場合には、やはり自分に向けられる嫉妬心が不運を引き起こしていることもあります。

占いでお祓いを勧められるということは、自らが生み出すマイナス、ネガティブな要素だけではなく、そうした周りからの良くない念による攻撃を受けていることが判明していることになります。

占いの役割は、人を幸せに向かうように「開運」の手助けをするものです。

自らを祓い清め、周りからの邪念を防ぐためには、お祓いは抜群の効果を持っているとされています。

もしも、自らが生み出したマイナスやネガティブなものであふれていると、それは周りからの邪念を引き寄せるエサのようになってしまいます。

そうしたものを生み出していなくとも、邪念による攻撃は、体調不良を引き起こすなど、おそろしい力を持っています。

祓い清めて神仏とつながりやすい体質になることで、自らの意識も「どうしたいのか、どうなりたいのか」をもとに引き締まり、神仏のご加護を受けることによって邪念の攻撃を防ぎます。

占いでお祓いを勧められたり、気になるパワースポットが見つかったりした場合は、それは神仏から招かれているサインになります。

このように、お祓いとは決して怪しいイメージのものではなく、「神仏のご加護を受けて、自らを生まれ変わった気持ちへ導く」という頼もしい開運アクションになるのです。

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